読み返したらどう思うかなpart2

読むのはわたしだけ。どうか見つけないで!

2019の日記1

2019/5/28

私の顔が見えてるの?

視力0.1のあなた

向こうに駅があるからって

ついて行くけど怪しいの


人混みではぐれないように

時々後ろを振り返る

目を細めた横顔も素敵

私があなたの両目になりたい


お互い初めてなんだねって

笑い合った瞬間の

氷が溶けてくような優しさ

日が傾いてきた街角


一つひとつの場面を

何度も巻き戻してるの

明日になったら次の約束

していい頃かしら


「会いたい」の一言を

あなたから聞けたらそれだけで

何も要らなくなるんだから

単純な恋ね


あの週末をこれから先も

思い出しては苦しく

くすぐったくなるのでしょう

それまではさよなら


5/30

心の平安のほかに

何も求めちゃいないのに

それすら手に入らない


息を詰まらせる憂鬱は

何処から来たものなのか


木の虚にでもなったようだ

重い足取りは現実味に欠け

時折 わけもなく笑えてくる


押し寄せる波のような不安を

搔き消す魔法を頂戴


生きてるのか死んでるのか

眠ってるのか起きてるのか

それだけでも知りたい

生殺しにされた虫

それがわたし


明日も起きなきゃいけないと

考えただけで夜が怖くなるよ


時間を追いかけてきたつもりが

気がついたら追いかけられてる


惰性になるのがいや

全身で抵抗してるのに


私を何処に運んでいくの

岸に それとも沖に


目を閉じても 眠れない夜


6/12

疲れた。過ぎていく毎日に自分がついて行けてるのかわからない。寝不足や食べすぎが続いている。生活習慣が改善されれば気分も新たに、地に足をつけて頑張ろうと思えるのかな。

何か大きな不満があるわけじゃないけど、常に不安で、どこか憂鬱な気分になるのは天気のせいでしょうか。


6/28

あなたの答えが気になって 心がぐらぐらしているの

このまま会話が止まったら… 不安な予感が渦を巻く

私ばかり好きになってた、いつのまにか

なんでもなかったはずなのに

気がつけば あなたのことばかり考えてる

こんなにそっけない人なんて 忘れてしまいたいのに

何とも思われてないって わかっているのに

期待して 憂鬱になって

私の心を弄ばないでよ これ以上

それでも諦めきれない

気になって 気になって 寝付けないほどに

熱に浮かされる

会いたい ただ もう一度だけ

あなたの心に触れたい


自問自答して悲しくなるの

叶わない想いが鎖のように

心を締め付け 息苦しくさせる

一体どうして 何の意図があって

理解できないほど 知りたくなる

心の鍵を開け 内側を覗いてみたい

何を考えているの

一人きりで寂しい夜はないの

近くにいってもいいかしら

いっそ拒絶された方がまし

はぐらかすその態度が

気に入らなくて

益々 好きになる


好きなんだよ

気づいているなら 無視しないで

返事をしてほしい

それだけでかまわないから

君が僕のものになるなんて

考えちゃいないから

仏頂面をしたあの詩人を思い出す

海辺に座って 夕日を眺めてた

細い目を瞬くと 零れ落ちたのは

燃えるようなオレンジ色の涙

君は何気なくそれを拭って

無邪気に僕のほうを見てほほえむ

この時間が永遠に続けばいいのに

そう思っていた

愛してなんてもう言わない

願いもしないから

希望の欠片を与えてください

たった一言で救われるから


7/3

よく見たらそんなにかっこいいわけでもなく

好みのタイプでもないはずなのに

なぜだか あなたじゃないとダメになってた

あなたしか好きになれなくなってた

今ではあなたが理想そのもの

憧れ 恋い焦がれても 手には届かない存在

想いを伝えることもできなかった

後悔はあまりしてないけど

時々 思い出して苦しくなる

思いがけず夢に出てきたりもする

会いたい

心の声がこだまする

それは本心なのだろうか

あなたに会いたい

会いたくない

会いたい

あの日 駅のホームですれ違った人

あの声は あなたの声に似てた

振り返る勇気などなかった

目が合ったら、って怖かったから

会いたい

あなたは私を覚えてくれてますか

憎んでませんか

笑いかけてくれますか

会いたい

今すぐ会いたい

会いたくない


8/7

心を入れ替えて頑張ろう ではなく

死ぬきっかけができてよかった と思ってしまう私は

救いようのないクズだ

「死んでしまいたい」

「この世からいなくなってしまいたい」

「もう誰の顔も見たくない」

何度も口に出かかっては飲み込んできた言葉たちが

やっと現実味を帯び始めた

どうしたら私は私になれるのか

あるべき所に帰れるのか

死が唯一の救いの道だと思っていた

ずっと 生きるのをやめたかった

どうしたらいなくなれる?

偽りの姿でこの世に留まりたくない

本来生まれるべきではなかったのだから

どうしたら何ものにも束縛されず

自分の思うままに

死ぬことができるのだろうか

もう限界を迎えている

道は一つしかないと

誰か教えてくれればいいのに

未だに死を拒む自分がいる

あなたを私は殺したい


「死を待つ人」

枯れ葉が舞うのを羨ましそうに見ている

あの子は生まれるはずのなかった存在

空気のように自由になりたいと

夜毎 星に願い事

この身体は硬過ぎる この心は重過ぎる

もっと自由に 空を駆け

もっと自由に 世界を旅して

もっと自由に なりたかった

ここにいるはずのない自分を 持て余しているあの子

この世界は狭過ぎる ここには人が多過ぎる

どうしたら あるべき姿に帰れるのだろうか

救いを待ち続けるのには もう 疲れてしまった