読み返したらどう思うかなpart2

読むのはわたしだけ。どうか見つけないで!

2019の日記2

8/18

颯爽と歩く後ろ姿を 幾度となく見送るうちに

好きになってた。

あなたのすべてに 魅力を感じてしまって辛い

話し声、横顔、眼差し

私の知らないあなたを想像するたびに 正気でいられなくなる

この気持ちを伝えたい

リリースしないと破裂しそうなの

だけど変わらぬ関係を どこかで望んでる

もう少しだけ親密な 個人的な話がしたい

素顔のあなたに近づきたいの

その指先に触れたくて

もどかしさに 心臓がグラグラする

会いたい

切なさで死んでしまいたくなる

一体どうすればいいの 仕舞い方を忘れた


どうして手の届かないものほど 欲しくなってしまうんだろう

叶わないとわかっていても 惹かれていくのを止められない

気づいてほしいけど 気づかないでほしい

自分の気持ちすら あやふやになっていく

あなたに一度だけでも 触れることができたら

きっと答えにたどり着ける

そんな気がするの

お願い 遠くに行かないで もっとそばに来て

私だけを見てくれませんか

あなたの瞳を覗き込む

ガラス玉のような無垢の罪

知って わかって 気づいて

あなたしか映ってない 私の瞳を見つめてほしい


愛の意味なんてわからないけど

私があなたへ送る視線は 愛の熱を帯びている

なんとなくそう感じてるの

恋だの愛だの 違いなんて知らないけど

あなたを想うとぎゅっとなる心臓は

私に何か伝えようとしてる

なんとなくそう思うの

嫌われたくない 不意に不安が心を占める

好きになってくれるなんて 思っちゃいないけど

失望だけはされたくないの

あなたにだけは

真面目な部下だと思ってもらいたい

せめてそれくらいは願ったっていいでしょ?

ああ  足りない、足りないと騒ぎ立てる心臓

鎮まれ、鎮まれ、。


8/21

通知音が鳴らなくて

痛いほど解ってしまう

あなたは嘘を吐いた


読めない心の不誠実さに

くちびるが震える

どうして簡単に

許してしまえたんだろう


あの人が

振り向いてくれない寂しさに

耐えられなかっただけ


あと少しだけ待っています

死んだような携帯電話を握り締めながら

愚かさに歯を食いしばりながら


8/23

黒い飴玉を飲み込んだ

こみ上げる涙が止まった

隠し通せるのなら このまま

嘘に気づかないふりをしよう


憂鬱な空に吸い込まれて

ため息さえ溢れない朝方

いつもの電車に揺られながら

目を閉じて夢を待っていた


6番目の駅に着いたとき

優しさが ふと心に蘇って

思わず目を開けた

寂しい影が端の方で うずくまっていた


あの星に手を伸ばしたって

届かないとわかっていても

指でつまむ仕草をして

空虚な夢を見ていたかった

遠ざかる夏の背中を

素直に見送ることだけで

忘れられる すべてを

あなたと出会った夜からのすべて


賑わい始めた大通り

動こうとしない足を引っ張って

なんとか普通でいようとしている


「終わった」の一言が聞きたい

フェードアウトなんて柄じゃないくせに

私のためを思ってないことくらい

わかってるから気にしないで


乾いた喉が求めるような

泉なんてどこにもないけど

あてもなく歩くその先に

かすかな希望を感じたかった

今朝からの雨の予報を

素直に信じたばっかりに

裏切られた気持ちになるんだ

期待しなければ傷つかないのに


あの星に手を伸ばしたって

届かないとわかっていても

指でつまむ仕草をして

空虚な夢を見ていたかった

遠ざかる夏の背中を

素直に見送ることだけで

忘れられる すべてを

あなたと出会った夜からのすべて


8/27

もう運命だって思っていいですか?

あなたの心を覗き見した時

私の中で何か オーロラ色のシャボン玉が

弾けた気がしたの

もっと知りたい 近づきたい あなたと話がしたい

こんな純粋な 小学生の恋みたいな気持ち

久しぶりなの

あなたと出会ってから 私どこかおかしいのかなあ

熱にうかされてるような 夢の中にいるような

不思議な浮遊感に惑わされそうになるの

人の歩く姿に恋したのなんて 初めてよ

その姿勢があまりにも美しくて

その背中があまりにも凛々しくて

その長い脚が自分との距離を思わせて

あなたを遠く感じれば感じるほど

どんどんどんどん 好きになっちゃったの

恋人はいますか?

いないなら 私じゃだめですか?

愛してます

あなたが好きなんです

何も考えられなくなる あなたの事以外

どうだって良くなっちゃう

恋人になってください。

何もしなくていいから


8/31

何度目かの失恋は

涙も出なくて ただただ寒気がする

怪しいとは思ってたの

あなたとあの女のこと

疑惑が確信に変わったとき

夏が終わる匂いがした


もう二度と会いたくないの

これ以上好きになりたくないから

これ以上好きになったって

虚しくなるだけ 苦しくなるだけ


悲しくなるだけ


あなたを殺してしまいたい

私を見てくれないあなたなんて

死んでしまえばいいのに

そして私も死にたいの

あなたに好かれない私なんて

生きている意味がないから。


みんな消えてしまえばいいの

この世界がなくなればいい

冷たくて 暗い

漆黒のような青の海に

沈んでいくみたい

何も聞こえない 何も見えない

こんな暗闇の中で 私は何を期待するの?

何を待ち望むの?

希望なんて何処にも無い

消えてしまえばいい

すべて


9/2

ちょっと幻滅

一周回って好き

なのかな

ちょっとわからない

見たくない姿を見た気もするし

見られない姿を見て嬉しい気もする

でもやっぱり想いは冷めてきた

ちょっと幻滅

お酒が入って陽気なあなた

視線の先には誰がいるの?

いっぱい優しくしてくれたけど

私だからじゃないでしょう?

わからなくなってくる

自分の心も


9/4

これを恋だと言わないなら私は一生恋など知らなくていい。死んでしまった方がましなくらい苦しくて、息もできなくて。不安で寝付けずただ頬を涙が伝う。一途な人が負け。想いの強い人が負け。好きになった時点で相手にはかないっこないの。お手上げです。もう降参。好きだから許しも乞えない。私の負け

初めて飲んだワインは苦くて渋いお酢のようで、舌の上でアルコールが蒸発していくのを感じた。

一口飲むのが限界で、どうしようもなく惨めになった。


7/26

生きたくない今日はまだ何者でもないひとつの思考でいたかったのだ。朝陽が憎いのは逃げても逃げても追ってくるから。覚悟はまだ出来ちゃいない。今から冷静さを取り戻すため眠りに就かなければ。ほんとうにこれで終わりになればいいのに。明日こそ来なければいい。今日を逃げきれますように。

ああ白み始めた空、鳴き始める小鳥、やめてくれ。まだ生きたくない。

早く解放されたい。自由になりたい。窮屈で鉛のような身体から解放されて魂だけになって世界の空気と一体化したい。